不動産ニュース / 仲介・管理

2011/9/26

「電力アグリゲーター事業」を全国展開、広島市で導入第1号賃貸/大東建託

 大東建託グループはこのほど、電力アグリゲーター(高圧電力一括受電)事業を開始。同サービスを導入した第1号物件(広島県広島市、総戸数24戸)を完成した。

 同事業は、集合住宅の管理を行なう事業者が、当該住宅すべての住戸と共用部の電力需要を高圧電力として一括で受電契約。受変電設備を介して入居者に個別供給するもので、同社が建築請負・管理受託する賃貸建物の付加価値アップと入居者サービスの向上を目的に導入する。10数戸からの小規模な賃貸建物への導入は、国内では例がないという。

 同社は、電力会社に代わり受変電設備の設置や電気メーターの検針、料金算定・徴収等を行なう。同サービスを導入した物件の入居者は、電気料金が通常より安価になり、入退去時の生活インフラ手続きの煩雑さの低減、検針に係るセキュリティが向上するなどのメリットがある。

 今期は西日本地域の新築物件約5ヵ所に導入し、その後全国展開する。同グループの賃貸住宅管理戸数66万戸の3割に適応可能と想定している。

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