旭化成ホームズ(株)は、不動産関連事業の拡大を目的に、同社開発営業本部の行なう開発事業を、会社分割の手法により10月1日付けで同社100%子会社の旭化成不動産(株)に統合する。また、同時に旭化成不動産は30億円の増資を実施し、商号を旭化成不動産レジデンス(株)(東京都新宿区、代表取締役社長:渡辺衛男氏)に改称する。
これまで両社に分散していた不動産関連情報の一元化と、都市再開発事業および賃貸事業・不動産流通事業のそれぞれに蓄積されたノウハウ・人材の融合を目的に実施するもの。今後、都市部における資産活用への対応力が強化され、多様な事業提案が可能となる。
旭化成不動産レジデンスは、資本金32億円、事業内容は不動産開発事業、不動産流通事業など不動産関連全般。2015年度売上高1,000億円を計画している。