パナホーム(株)は、太陽光発電システムや家庭用燃料電池コージェネレーションシステム等により創出される一般家庭のCO2排出削減量をクレジット化する。今年3月開催された「第18回国内クレジット承認委員会」(プログラム型排出削減事業)において排出削減事業計画の共同実施者として承認を受けており、今後は同社顧客の参加する「エコアイディアの家の会」を運営・管理しながらCO2排出削減事業を推進していく。
同会は、パナホームで太陽光発電システム・エネファーム・エコキュートを搭載・設置し、CO2排出削減事業計画に賛同する顧客が対象に会員を募るもの。会員は、総発電量・売電量などのモニタリングおよびその結果を同社に報告し、同社は太陽光発電システムによる自家消費分等のCO2排出削減量を集計し、バンドリングしたうえで国内クレジット認証委員会に報告し、排出権(国内クレジット)としての認証を受けるもの。
同社は、「排出削減事業共同実施者」として「エコアイディアの家の会」と排出権取引を実施、「エコアイディアの家の会」が得たクレジットの収益は、同社が委託を受け、環境貢献活動の実施に活用する予定。