国土交通省は11日、2011年8月の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。
同月の受注高は3兆4,459億円(前年同月比0.0%)と6ヵ月連続減となった。うち元請受注高は2兆4,760億円(同4.1%増)と2ヵ月連続の増加となったが、下請受注高は9,699億円(同▲9.2%)と6ヵ月連続の減少となった。
元請受注高のうち公共機関からの受注高は7,900億円(同▲3.9%)と、6ヵ月連続の減少。民間等からの受注高は1兆6,860億円(同8.3%増)と、4ヵ月連続で増加した。
公共機関からの受注工事額(1件500万円以上)は7,751億円(同▲2.4%)と、6ヵ月連続の減少。うち国の機関からは1,962億円(同▲15.1%)と再び減少に転じ、地方の機関からが5,789億円(同2.8%増)と5ヵ月ぶりの増加となった。