不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2011/10/12

たな卸資産の売却に注力するも、最終赤字に/原弘産12年2月期第2四半期決算

 (株)原弘産は11日、2012年2月期第2四半期決算を発表した。

 当期(11年3月1日~8月31日)の連結売上高は5億8,600万円(前年同期比▲86.6%)、営業損失1億3,800万円(前年同期:営業損失1億8,800万円)、経常損失2億2,700万円(同:経常損失3億5,600万円)、当期純損失1億8,500万円(同:純利益37億8,100万円)。
  
 主力の不動産分譲事業は、たな卸資産の売却に注力。しかし、中国で進行中のプロジェクトに多額の経費を計上したことで、営業収益7,900万円(前年同期比▲97.9%)、営業損失1億100万円(前年同期:営業損失1億4,500万円)となった。

 不動産賃貸管理事業では、前期管理戸数が減少したこと、保有する賃貸物件の一部を売却したことから家賃収入を中心に収益が減少。営業収益5億100万円(前年同期比▲5.2%)、営業利益1億3,300万円(同▲11.4%)にとどまった。

 なお通期では、連結売上高17億3,000万円、営業損失1億1,500万円、経常損失3億500万円、当期純損失2億円を見込む。

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