不動産ニュース / 開発・分譲

2011/10/13

「マンション一括受電システム」導入開始、太陽光・蓄電池併設で防災強化/三井不動産

 三井不動産(株)は、今後開発する首都圏のファミリータイプマンションに、一括受電システム「elecosun(エレコさん)」を順次導入していく。第1弾は、「パークホームズ田無サウスレジデンス」(東京都西東京市、総戸数110戸)。

 「elecosun」は、マンション管理組合と電力会社が高圧電力の受給契約を締結。安価な高圧電力をマンション全体で一括受電し、各住戸に振り分けることで、各戸の電気料金を約5%削減するもの。同社グループのマンション管理会社、三井不動産住宅サービス(株)が、受電・変圧設備の設置や保守、各戸の検針、電気料金の請求などを管理組合から受託して行なう。

 また、同システム導入のマンションについては、太陽光発電設備と蓄電池も併せて設置していく。標準的なシステム容量は、太陽光発電が約3kW、蓄電池が約4kWh。蓄電池は、ワンセグテレビと携帯電話10台の充電を24時間以上継続できるほか、充電容量が低下した場合は太陽光発電設備を自立運転モードとすることで、充電が可能。

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