日本通運(株)と三菱地所(株)は14日、オフィスビル「日通札幌ビル」を竣工した。
同ビルは、地上11階地下2階建て、延床面積1万200平方メートル。日本通運が事業主で、三菱地所がテナントリーシングを含めプロジェクトマネジメント支援を行なって進めてきたもの。札幌市営地下鉄南北線・東豊線「さっぽろ」駅より直結、日本通運が所有する複合賃貸ビル「旧札幌ライラックビル跡地」に位置する。
基準階天井高2.8m、190坪を超える無柱空間を確保したほか、非接触型ICカードシステムを導入したセキュリティや札幌市建築物環境配慮制度による環境性能評価Aランクを取得している。オフィステナント12社のほか、各テナントが入居し、満室での開業となる。