住友林業(株)は14日、生活提案型商品の第2弾として二世帯住宅の新商品「ikiki」を発売した。
家族一人ひとりの心の距離感を「きづかい」というキーワードで捉え、開発したもの。「ikiki」は、「行き来」に由来、家の中で家族とその一人ひとりの心が行き来し、通い合うことを表現して命名した。
二世帯住宅への建替えを考える共働き若夫婦世代と、夫婦ともに元気な親世帯が主要ターゲット。この二世代をつなぐキーパーソンである「ママ」を中心に、プライベートな時間を重視しながら、世帯間のコミュニケーションが図れる、そして無理なく自立と共有を両立できるプラン提案を行なっている。
また、生活リズムの異なる家族がともに暮らすことを考慮し、独自の遮音材である「ハイブリッド遮音パネル」を「浮床フェルト」の上に敷設し、さらに上階の床から独立した吊木受材で天井を吊る「独立天井」と、従来の2倍の厚さの防音用断熱材プラス遮音マットの仕様を採用。これにより、業界トップレベルの遮音性能を実現した。
構造はマルチバランス構法、ビッグフレーム構法、ツーバイフォー工法。本体価格は3.3平方メートル当たり51万円から(税込)。初年度販売目標は1,300棟で、販売エリアは沖縄を除く全国。