(株)ウエストホールディングスは、2011年8月期決算を発表した。
当期(10年9月1日~11年8月31日)の連結経営成績は、売上高219億9,200万円(前期比▲4.6%)、営業利益15億3,400万円(同13.9%増)、経常利益13億2,000万円(同5.5%増)、純利益10億600万円(同▲10.3%)。
今期は、主として太陽光発電システム関連事業を行なうグリーンエネルギー事業に経営資源を集中。東日本大震災の影響を受けたものの、業績の回復を実現した。
セグメント別にみると、エコリフォーム事業では、グリーンエネルギーへ人材を移行したことで売上高は37億7,100万円(同▲26.7%)と落ち込んだが、営業利益は6億800万円(同▲3.1%)と微減に留めた。
グリーンエネルギー事業では、新築住宅分野での受注活動で相応の成果を挙げたものの、東日本大震災の影響により、太陽光発電システムを搭載する住宅の着工・工事完成が大幅に遅れ、売上げ・利益計上に至らず、売上高181億5,000万円(同10.2%増)、営業利益14億8,300万円(同▲4.3%)となった。
次期については、売上高324億円、営業利益20億3,000万円、経常利益18億1,000万円、純利益10億3,000万円を見込んでいる。