積水ハウス(株)は10月17日、新発売のSOFC(固体酸化物)型家庭用燃料電池「エネファーム」1号機を山口県光市の環境配慮型住宅「グリーンファースト」に設置した。
このSOFC型「エネファーム」は、JX日鉱日石エネルギー(株)が開発・発売したもので、従来のエネファーム(PEFC型)と比較して約40%の小型化、8~10%の発電効率向上を実現。これは世界最小サイズ、世界最高の発電効率だという。
積水ハウスは世界初の3電池(太陽電池・燃料電池・蓄電池)連動システム「グリーンファースト ハイブリッド」を8月から発売しているが、今回発売されたSOFC型燃料電池を蓄電池と組み合わせることで、停電時の電力供給を安定させ、よりいっそう安全・安心で、家計や環境にやさしい暮らしを実現できるとしている。
同社では今後、JXエネルギーのエネファームを受注する際、一部地域を除いてSOFC型を提案することとし、契約済みの顧客に対しても、希望によりPEFC型からSOFC型への変更に台数限定で対応するとしている。