ジャパン・ホテル・アンド・リゾート投資法人(JHR)は20日、2011年8月期決算を発表した。
当期(10年9月1日~11年8月31日)は、営業収益51億1,500万円(前期比▲9.1%)、営業利益18億7,400万円(同▲24.0%)、経常利益9億2,400万円(同▲30.9%)、当期純利益9億2,200万円(同▲31.0%)、1口当たりの分配金8,722円(同▲3,918円)。
同投資法人が(株)ホテルマネージメントジャパン(HMJ)に賃貸し、変動賃料を導入している5ホテルの売上げならびにGOP(売上高営業粗利益)は、東日本大震災の影響等により、前年同期を大きく下回った。なお、新規物件として、3月24日に「箱根強羅温泉季の湯 雪月花」の不動産信託受益権を40億5,900万円で取得している。
次期(11年9月1日~12年8月31日)は、営業収益54億9,000万円、営業利益21億9,700万円、経常利益12億7,200万円、当期純利益12億7,000万円、1口当たりの分配金1万2,017円を見込む。