アットホーム(株)と(株)住信基礎研究所は21日、賃貸マンションの成約事例にもとづく賃料インデックス、「マンション賃料インデックス2011年第2四半期」を発表した。アットホームの全国不動産情報ネットワークで成約した全国10都市(東京23区、横浜・川崎市、埼玉東南部、千葉西部、札幌市、仙台市、名古屋市、大阪市、大阪広域圏、福岡市)の賃貸マンションを対象にした、四半期ごとの賃料調査。
これまで、01年第4四半期の基準点としてきたが、今回より精度向上を図るために09年以降、インターネットから登録され成約した物件のデータを追加。09年第1四半期を基準点として集計した。09年第1四半期時点を100とした全国主要都市の総合賃料指数は、連鎖型指数で、東京23区95.10、横浜・川崎市98.68、埼玉東南部98.26、千葉西部96.98、札幌市102.33、仙台市102.89、名古屋市101.90、大阪市104.99、大坂広域97.50、福岡市95.77となった。
前期(11年第1四半期)比で最も上昇したのは仙台市で、連鎖型がプラス3.98。一方、最も下落したのは、千葉西部で連鎖型がマイナス1.92となった。
詳細は、アットホーム社ホームページのPDFを参照。