不動産ニュース / 開発・分譲

2011/10/31

ベトナムでのまちづくり事業に向け、現地ディベロッパーと合意/東京急行電鉄

 東京急行電鉄(株)は、ベトナム社会主義共和国(以下、ベトナム)の「INVESTMENT AND INDUSTRIAL DEVELOPMENT CORPORATION」(以下、BECAMEX IDC CORP.)と、ビンズン省をはじめとしたベトナム国内での都市開発に関し事業検討を行なうことで合意、27日に基本合意書に調印したことを明らかにした。

 同社では、ベトナムは成長著しい新興アジア諸国の中でもGDP成長率が安定的に高い水準で推移し、また国民の平均年齢が20歳代後半と若いこと、生産年齢人口が多いことなどから、同社のアジアにおける事業展開での有力候補国の一つとして期待できると判断。また中でもビンズン省は、同国最大人口を誇るホーチミン市の北部に隣接、近年は日本企業等の外資企業による工業団地への進出等により、今後の経済成長、郊外都市としての発展が注目されるエリアであることから、今回の都市開発事業検討に至ったという。

 基本合意書には、東急電鉄とBECAMEX IDC CORP.は共同事業の検討を進めるために検討委員会を設置すること、BECAMEX IDC CORP.は、ビンズン省他における開発案件の情報等を提供するとともに、行政の協力が得られるように努めること、東急電鉄はパートナー誘致の検討を含め、開発および運営事業での知見を提供するよう努めること、を盛り込んでいる。

 同社は、アメリカハワイ州やオーストラリアパース市郊外都市開発を展開しており、今後アジア市場でも、「東急多摩田園都市」開発等で培ったネットワーク・ノウハウを活用し、事業機会の獲得を図っていく、としている。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年10月号
その物件、どう活用する?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。