(株)大京は1日、2012年3月期第2四半期決算を発表した。
当期(11年4月1日~9月30日)の連結売上高は1,173億5,200万円(前年同期比▲9.1%)、営業利益55億8,100万円(同▲8.3%)、経常利益43億2,600万円(同▲7.8%)、当期純利益91億9,300万円(同177.6%増)。最終利益の大幅増は、繰延税金資産の計上などによるもの。
主力の不動産開発事業は、物件の竣工および引渡しが前年より少なく計画していたため、売上戸数は1,387戸(同▲24.3%)にとどまった。事業全体の売上高は549億6,800万円(同▲19.6%)、営業利益は販売費などを圧縮したことで、24億8,900万円(同9.4%増)となった。
不動産管理事業では、マンション管理受託戸数が前年同期に比べて増加し、管理受託収入が319億7,600万円(同2.2%増)となった。また、マンションの大規模修繕工事が堅調に推移したほか、小規模修繕工事が伸長し、同事業の営業収入は525億9,000万円(同5.4%増)、営業利益は38億100万円(同2.3%増)となった。
なお、通期では連結売上高2,960億円、営業利益214億円、経常利益184億円、当期純利益205億円を見込んでいる。