日神不動産(株)は7日、2012年3月期第2四半期決算を発表した。
当期(11年4月1日~9月30日)の連結売上高は189億3,100万円(前年同期比40.6%増)、営業利益5億2,600万円(前年同期:営業損失1億8,100万円)、経常利益7億400万円(同:経常損失1億6,200万円)、当期純利益5億4,500万円(前年同期比▲64.1%)。前年6月末に連結化した多田建設(株)の収益を計上したこともあり、黒字化した。
主力の不動産事業は、5物件が竣工し売上計上。在庫物件の販売が少なく適正価格で販売できたこと、1戸当たりの単価が高めなパレステージシリーズの販売が中心だったことから、売上高は81億3,900万円(同6.9%増)、営業損失は2,000万円(前年同期:セグメント損失1億1,300万円)まで減少。完成在庫も62戸(11年3月末:137戸)と半減した。
なお、通期では連結売上高499億円、営業利益37億円、経常利益38億円、当期純利益35億円を見込む。