不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2011/11/9

31億円余の最終赤字。コア事業に集中で次期黒字化図る/アパマンショップHD11年9月期決算

 (株)アパマンショップホールディングスは8日、2011年9月期決算を発表した。

 当期(10年10月1日~11年9月30日)の連結経営成績は、売上高425億8,300万円(前期比▲10.0%)、営業利益21億8,700万円(同30.8%増)、経常利益8億5,900万円(同79.1%増)、純損失31億2,600万円(前期:純利益30億5,800万円)であった。

 徹底したコスト削減により販管費を前期比▲6.8%の84億4,600万円にまで削減。また事業部のコア事業である斡旋事業とプロパティ・マネジメント事業に人員・経営資源を集中させたことで、営業利益は、斡旋事業で前期比94.6%増の18億200万円、プロパティ・マネジメント事業で26.8%増の8億5,100万円を計上したが、固定資産売却損、減損損失など特別損失の計上により、最終赤字となった。

 次期は売上高400億円、営業利益23億円、経常利益12億円、純利益4億円を見込んでいる。

 また同日、2014年9月期を最終年度とする3ヵ年中期経営計画を発表。本業(コア事業)に集中し、不動産市況に左右されやすいPI・ファンド事業やコンストラクション事業は凍結・譲渡することで、売上高465億円(11年9月期比9.1%増)、売上総利益124億円(同16.6%増)、営業利益30億円(同37.1%増)、経常利益20億円(同132.8%増)、純利益10億円を目指す。

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