不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2011/11/11

新規竣工物件の引渡しが下期に集中し、営業赤字に/明和地所12年3月期第2四半期決算

 明和地所(株)は11日、2012年3月期第2四半期決算を発表した。

 当期(11年4月1日~9月30日)の連結売上高は47億9,500万円(前年同期比▲57.5%)、営業損失12億2,500万円(前年同期:営業利益5億7,200万円)、経常損失19億4,200万円(同:経常損失1億3,200万円)、当期純損失11億9,200万円(同:当期純利益7,900万円)。

 マンションのの早期販売による契約残高の積上げに注力し、当期末における分譲マンションの契約残高は213億2,500万円(前年同期比64.8%増)となり、期初計画の7割程度を確保した。しかし、今年度における新規竣工物件の引渡しは第4四半期に集中しており、当期は一部完成在庫並びに分譲戸建用地の販売・引渡しが期初計画を下回った。

 主力の不動産販売事業は、新規竣工物件の引渡しがなかったことから、売上高は19億1,600万円(同▲76.4%)、営業損失14億7,600万円(前年同期:営業利益1億8,400万円)。不動産管理事業は、売上高は19億34百万円(同▲0.6%)と微減となったが、原価の見直し等により営業利益は2億6,600万円(同27.4%増)と2ケタ増を達成した。

 通期では、連結売上高396億円、営業利益32億円、経常利益15億円、当期純利益8億円を見込む。

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