(株)不動産経済研究所は15日、10月の近畿圏マンション市場動向を発表した。
同月の近畿圏マンション発売戸数は2,283戸(前年同月比11.6%増)と2ケタ増。月間契約率も74.1%(同2.8ポイントアップ)と、3ヵ月ぶりに70%台を回復した。
1戸当たりの平均価格は3,711万円(同13.1%増)、1平方メートル当たりの単価は52万1,000円(同0.4%増)と、ともに3ヵ月ぶりに上昇。販売在庫数は3,017戸で、前月末比で28戸増加した。
即日完売物件は、「リバーガーデン平野正覚寺2期1次」(大阪市平野区、15戸、平均価格2,518万円、平均1.1倍、最高3倍)、「ローレルコート伊丹郷町1期1~5次」(兵庫県伊丹市、59戸、平均価格3,322万円、平均1.1倍、最高4倍)、「パデシオン西京極1期」(京都市南区、35戸、平均価格2,591万円、先着順)の3物件109戸。
なお、11月の発売戸数は2,000戸程度の見込み。