不動産ニュース / 開発・分譲

2011/11/17

六本木で都内初の「長期優良住宅認定マンション」発売/三井不動産レジデンシャル

「パークコート六本木ヒルトップ」完成予想図
「パークコート六本木ヒルトップ」完成予想図
モデルルーム内部。階高を3
モデルルーム内部。階高を3

 三井不動産レジデンシャル(株)は、都内初の長期優良住宅認定マンションとなる「パークコート六本木ヒルトップ」(東京都港区、総戸数270戸)の第1期販売を、26日に開始する。

 同物件は、東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅徒歩3分に立地する、地上27階地下2階建てのタワーマンション。約3,200平方メートルの建設地は、分譲マンションなど一般住宅が立ち並んでいたエリアで、地権者住戸を除いた213戸が販売される。

 建物は、長期優良住宅認定基準に沿った耐震性と維持管理・更新の容易性、劣化対策などを施しており、排水立て管を住戸外に出したスケルトン・インフィル構造、水セメント比45%以下のコンクリート、高強度鉄筋コンクリートウォールと境界梁型制震ダンパーを組み込んだ制震工法などを採用。
 また、防災対策として継続時間2.9時間の自家発電機、防災備蓄倉庫、緊急地震速報システム、6万5,000リットルの雨水利用槽を設置したほか、50名分の毛布・水を備蓄。災害時に帰宅困難者を受け入れる。東日本大震災発生を受け、自家発電機の容量アップ、備蓄品目の見直しなどを行なっている。

 住戸は、1LDK~3LDK、専有面積45~151平方メートル。基準階高を3,400~4,150mmと高く取ったことで、全住戸でハイサッシュを実現。天然石、ガラスウォール、突き板フローリングなど、立地にふさわしいグレード感のある素材を多用している。

 1期の販売戸数は101戸。販売価格は、5,780万~4憶2,000万円。最多価格帯は5,800万円台と9,200万円台。「ここにきて、都心高額物件への来場者数がほぼ前年並みに戻ってきている。安心・安全な住まいを求めるユーザーは増えており、当マンションも長期優良住宅の耐震性や耐久性、防災対策などが高く評価されている」(同社都市開発一部主管・平間勝弘氏)と言う。

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