不動産ニュース / 開発・分譲

2011/11/17

マンション販売に「AR」技術活用。建物完成イメージなど3Dで提供/三菱地所レジデンス

iPadで「The Parkhouse AR Viewer」を利用した場合。画面に完成後の3Dイメージが表れる
iPadで「The Parkhouse AR Viewer」を利用した場合。画面に完成後の3Dイメージが表れる

 三菱地所レジデンス(株)は、現在分譲中の「ザ・パークハウス 新宿柏木」(東京都新宿区、総戸数61戸)を皮切りに、マンション販売活動に「AR(拡張現実)」を活用したツール「The Parkhouse AR Viewer」を導入していく。同技術のマンション販売活動への活用は日本初。

 「AR」は、モニターやスマートフォンなどに映し出された現実の風景に、デジタル技術を用いて作成した3DCGや動画などのコンテンツを重ね合わせて表示する新しいビジュアル手法。「The Parkhouse AR Viewer」は、インターネット上で無料配布されるモバイルアプリで、インストールしたiPadやスマートフォンで建物現地やモデルルーム内またはパンフレットなどに設置したARマーカーを認識すると、ARマーカーに関連したコンテンツの3Dデータが画面上に表示される。

 従来、パソコンやiPadの接客への活用は、眺望シミュレーションやカラーセレクト・仕様変更イメージ、バーチャルモデルルームといった2次元画像の使用にとどまっていた。「The Parkhouse AR Viewer」は、ARの強みである3Dを活用。マンション建設地にスマートフォンをかざすと、建物完成イメージを周囲の風景とともに立体的に確認できるなど、紙媒体やWebなどでは理解しづらかったビジュアルイメージを立体的に表現する。

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