不動産ニュース / イベント・セミナー

2011/11/21

CPMの成功事例を共有/IREM JAPANがセミナー

セミナーでは、投資分析を使ったオーナーへのプレゼンテーションで管理を獲得する手法、PM視点でみたテナントリテンション方策といったCPMノウハウのビジネスへの活用法が数多く報告された
セミナーでは、投資分析を使ったオーナーへのプレゼンテーションで管理を獲得する手法、PM視点でみたテナントリテンション方策といったCPMノウハウのビジネスへの活用法が数多く報告された

 特定非営利活動法人IREM JAPAN(会長:大﨑邦子氏)は19日、ホテル銀座ラフィナート(東京都中央区)で、「CPM2011成功事例発表会」を開催。約80名が参加した。CPM(認定不動産管理士)資格のさまざまなノウハウを活用しビジネスを成功させている全国のCPM資格者を招き、そのノウハウを共有するのが狙い。

 セミナーでは、プロズ(株)代表取締役の庄島洋一郎氏がCPMの教育ノウハウを自身の会社経営にどう反映させているかについて講演。同氏はCPMが求める高度な倫理観に基づくオーナーへの忠実意識が「社内の価値観を統一している」とし、投資分析等を通じてオーナーや投資家へさまざまな提案をしていくプロパティマネジメントが、「うまく使いこなせば最強の武器になる」と語った。
 
 豊栄建設(株)専務取締役の梶本莉佐氏は、自身と同世代の40歳代女性のライフスタイルやライフプランを意識した、CPM流の不動産の購入・活用プレゼンテーション手法について解説した。

 (株)アミックス取締役の榎 和志氏は、グループで管理する約9,500戸のテナント属性分析を披露。個人ユーザーの最大家賃支払額が、20年間で3,600万円にも達していたことから、テナントリテンションの重要性をアピール。20年目の大規模リニューアル、携帯電話を使ったポイントサービス、契約期間の柔軟化による解約時期のコントロールといったノウハウを解説した。

 このほか、日本で数少ないCCIM(米国認定商業不動産投資)資格保有者で、同資格のカントリーリエゾンの和田 洋氏が、CCIM資格の有用性と米国不動産市場の現状について特別講演したほか、(株)CFネッツゼネラルマネージャーの猪俣 淳氏がアメリカ・サンディエゴで行なわれたIREM秋季カンファレンスについて報告した。

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