不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2011/11/22

増収増益達成、1口当たり分配金は8,565円/NHF11年9月期決算

 日本ホテルファンド投資法人(NHF)は21日、2011年9月期決算を発表した。

 当期(11年4月1日~9月30日)は、営業収益14億1,900万円(前期比13.1%増)、営業利益7億9,900万円(同17.7%増)、経常利益4億9,400万円(同44.5%増)、当期純利益4億9,300万円(同44.7%増)、1口当たり分配金8,565円(前期:8,079円)となった。

 保有物件において、オペレーターの業績が急激に悪化するなどにより、賃料の一部不払いや賃料減額要請といった事象が発生したものの、その影響を最小限に抑える運用を行なった結果、営業収益、営業利益、経常利益、当期純利益、1口当たり分配金のいずれも修正予想を上回った。ホテル稼働率は、11年4月をボトムに回復傾向にある。ただし、値下げによる稼働率の改善などの要因もあるため、今後は客室単価にも注視していく。

 次期(11年10月1日~12年3月31日)は、営業収益13億9,400万円、営業利益7億2,400万円、経常利益4億3,100万円、当期純利益4億3,000万円、1口当たり分配金7,400円を見込んでいる。

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