一般財団法人日本不動産研究所(JREI)は22日、統計界の最高栄誉とされている「大内賞」を受賞したと発表した。
同賞は、戦後におけるわが国の統計の再建に尽力した大内兵衞博士の業績を記念して、1953年度に設けられたもの。2010年度までに289名・2団体が受賞しており、11年度は3名・1団体が受賞、同研究所は3番目の団体受賞となった。
受賞の理由として、「市街地価値指数」「全国賃料統計」等の調査を実施し、不動産の価格、賃料、利回り等の統計の整備に尽力したこと、また、国内外で実施した不動産に関する調査研究について季刊誌や講演会等で情報提供し、わが国の統計の進歩に顕著な貢献をしたこと、などが挙げられている。
なお、授賞式は16日、国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)にて実施された。