ヒューリック(株)は28日、新築工事を進めてきた「ヒューリック荻窪ビル」(東京都杉並区)を竣工したと発表した。
同ビルは、同社所有の「荻窪富士ビル」解体し新たに建設したもの。JR中央線「荻窪」駅徒歩2分に立地する、敷地面積1,014.55平方メートル、延床面積2,372.95平方メートル、鉄筋コンクリート造地上4階建ての複合ビル。
高遮熱断熱複層ガラスや共用部照明にLEDを採用するほか、ファサードと一体的にデザインした建材一体型の太陽光発電システムを導入、ビル共用部で使用する電力の一部を自ら発電したクリーンエネルギーでまかなっていく。構造面では、奥行約14m以上の無柱空間を可能にし、大地震にも耐えられる耐震強度を確保した。