積水ハウス(株)は29日、環境省認定の「エコファースト企業」として、7~9月のピーク電力15%カットに取り組んだ結果、目標の15%を大幅に上回り、前年同月比で25%の節電を達成したと発表した。
東北・関東工場や全国の事務所、住宅展示場などで節電に取り組んだもの。節電効果が大きく、比較的容易だった取り組みとしては、冷房温度の28度設定や、減灯・消灯、OA機器の集約、待機電力機器の利用停止など。工場部門で効果が大きかった取り組みは工場内輪番作業だった。
また、同社の戸建住宅オーナーを対象に実施した「節電アクションコンテスト」には432世帯が参加し、合計約15万kWhの節電を実現した。参加世帯の平均削減率は前年同期比25%で、一般的な節電の呼びかけによる削減率同6%に比べ、大きな成果を上げた。