不動産ニュース / 調査・統計データ

2011/11/30

中古マンション価格、全国的な下落傾向鮮明に/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは29日、2011年10月度の「中古マンション価格天気図」を発表した。全国47都道府県のファミリータイプ中古マンションの流通事例価格を月ごとに集計し、価格変動を「天気マーク」で表示したもの。価格が上昇傾向にある場合は「晴」、下落傾向にある場合は「雨」と表記している。

 同月は「晴」が前月の6から4に減少、「薄日」は10から11に増加、「曇」は10から9に、「小雨」は14から12に減少、「雨」が7から11に増加した。改善地域7(前月比2増)に対し、悪化地域は16(同5増)。47都道府県のうち24地域(同▲7)は横ばい。

 天気が改善した7地域のうち、岩手県、福島県では大きく上昇したものの、岐阜県、兵庫県、広島県では小幅な上昇にとどまっている。三大都市圏では「晴」を維持していた埼玉県と大阪府が「薄日」に転じ、「晴」がゼロとなった。全国の中古マンション価格の下落傾向がより鮮明になっている。

 天気図の詳細は、同社ホームページ参照。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。