不動産ニュース / 団体・グループ

2011/12/7

東日本レインズ、「広告費」など不適切な物件登録入力の是正へ

 (財)東日本不動産流通機構は、レインズへの物件登録に際し、不適切な情報の入力が増えていることから、これらに対する是正措置を講じていく方針を打ち出した。

 不適切な物件登録として、最も多いのが「広告費」に関するもので、検索結果一覧で目を引くように、所在地名や建物名の項目に、「AD」など広告費に関連する情報を入力している。

 これらの情報は、本来の登録項目と無関係な記載であるほか、広告費の場合は宅地建物取引業法で定められた報酬規定にも抵触する恐れもあり、会員からの苦情も増加していることから、機構として是正措置を講じていくこととしたもの。

 具体的には、(1)登録画面に、無関係な情報の入力は不可などの表示を記載する、(2)入力項目に典型的に入力される不適切な文字や記号を入力禁止文字として設定する、といったシステムによる是正措置を、2011年度中に講じていく予定。また、機構からサブセンターへ不適切文字入力情報を提供し、不適切入力を行なう会員に向け指導していく。

 なお、同機構の調査によると、賃貸物件在庫情報(10月末時点)の約8%に、こうした不適切な登録の入力が見られたという。

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