不動産ニュース / 開発・分譲

2011/12/8

公社マンション建て替え「テラス渋谷美竹」、12年2月より販売開始/新日鉄都市開発

「テラス渋谷美竹」完成予想パース
「テラス渋谷美竹」完成予想パース
上層部のプレミアムルーム。周辺エリアのニーズが高い1LDKを採用している
上層部のプレミアムルーム。周辺エリアのニーズが高い1LDKを採用している
共用部分のスタディルーム
共用部分のスタディルーム

 (株)新日鉄都市開発は、大規模複合マンション「テラス渋谷美竹」(東京都渋谷区、総戸数196戸、分譲戸数128戸)のマンションギャラリーを2012年1月7日にオープン、2月から販売を開始する。7日、ギャラリーを報道陣に公開した。

 同マンションは、1959年に(財)東京住宅協会(現:東京都住宅供給公社)が建設した住戸40戸と事務所の複合ビル「美竹ビル」を、円滑化法により、業務施設および店舗、住宅に建て替えるもの。同社は04年に(株)UG都市建築とともに事業協力者に選定され、開発を進めてきた。現在再開発が進む「渋谷」東口エリア(各線「渋谷」駅徒歩1分)という好立地。
 
 建物は、鉄筋コンクリート造一部鉄骨造の地上17階地下3階建て。低層部が業務施設と店舗、中高層部が住宅となる。東日本大震災後の安心・安全ニーズの高まりに応え、3階と4階の間に中間免震構造を採用した。外観は、ホワイトタイルとガラスの鮮やかなコントラストで構成。採光のためにライトスリットを入れ、その内廊下にリラクゼーションルームやサロン、スタディルームなどの共用施設「ライトスリットルーム」を導入する。  

 そのほか、コンシェルジュサービス、フラワーデリバリーサービスや医療提携サービス、近隣の「セルリアンタワー東急ホテル」と提携した宿泊や宴会場サービスなども用意する。

 住戸は、1K~3LDK、専有面積約33~113平方メートルで、中心面積帯は60~70平方メートル。販売価格は3,000万~1億8,000万円超で、中心価格帯は8,000万円台。11年6月の資料請求受付開始以来、約3,000件の反響を得ている。

 同日、挨拶に立った同社住宅事業部長の林 英治郎氏は「震災以降、免震に関する関心が高まっており、同物件ではより性能の高い中間免震構造を採用した。同社はマンション建て替え事業において、すでに8件を完成させており、現在も5件が進行中。今後は都心部でも積極化していきたい」などと語った。

 12年2月下旬より登録受付を開始。竣工は13年2月の予定。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。