森ビル(株)は8日、同社が推進する新橋・虎ノ門、六本木地域における都市再開発が、「2011年社団法人 都市住宅学会賞・業績賞(20周年記念表彰)」を受賞したと発表した。
六本木ヒルズなど、長期間の再開発事業において、立体学園都市(Vertical Garden City)という統一コンセプトの下、都市のコンパクト化、都市緑化、文化・芸術によるまちづくりなど、先駆的な都市更新手法が実現されていること、経済採算性において、まち全体の将来を考えた事業手法であること、また、賃貸住宅のグレードが国際的に通用するレベルで、今後の都市居住の目標像となり得ること、などが評価された。
なお同賞は、(社)都市住宅学会が都市住宅学、都市住宅計画・事業、都市住宅政策などに関する優れた業績を、06年から表彰しているもの。11年度は従来の単体事業に加え、同学会20周年記念事業として統一的なコンセプトに基づいて実施された複数事業の集合体も対象としている。
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