国土交通省は9日、2011年10月の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。
同月の受注高は3兆5,575億円(前年同月比8.2%増)と8ヵ月ぶりに増加。元請受注高は2兆5,647億円(同14.7%増)と先月の減少から再び増加となり、下請受注高は9,927億円(同▲5.6%)と先月の増加から再び減少した。
元請受注高のうち公共機関からの受注高は9,537億円(同31.5%増)と、8ヵ月ぶりの増加。民間等からの受注高は1兆6,110億円(同6.7%増)と、先月の減少から再び増加となった。
公共機関からの受注工事額(1件500万円以上)は9,364億円(同35.8%増)と、2ヵ月連続の増加。このうち国の機関からは2,206億円(同14.3%増)と、3ヵ月ぶりの増加。地方の機関からが7,158億円(同44.1%増)と3ヵ月連続の増加となった。