不動産ニュース / 開発・分譲

2011/12/26

非常時にEVカーシェアリング用自動車から電力供給するシステムを導入/三井不動産レジほか

 三井不動産レジデンシャル(株)と日産自動車(株)、(株)日産カーレンタルソリューション、(株)フルタイムシステムは共同で、災害時における非常用電源として、電気自動車の日産「リーフ」の駆動用バッテリーからマンション共用部に電力を供給するシステムを導入すると発表した。
 
 同システムは、平常時に太陽光パネルから得られたエネルギーにより充電するカーシェアリング用のリーフのバッテリーを、災害時に非常用コンセントの電源として活用するもの。電力供給がない状況でもワンセグテレビやラジオ、スタンド照明の利用や携帯電話の充電を最大で10日間行なうことが可能となる。
 宅配ロッカーを手掛けるフルタイムシステムが各社の協力のもと開発したもので、2012年9月下旬をめどに商品化する予定。
 
 第1弾として、三井不動産レジデンシャルが分譲している「パークホームズ大倉山」(横浜市港北区、総戸数177戸)に導入する予定。また、EVカーシェアリングの採用を予定している「パークシティ南浦和」(さいたま市南区、総戸数211戸)など、首都圏物件を中心に順次導入していく考え。

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