不動産ニュース / 開発・分譲

2012/1/5

高いコストパフォーマンス実現したオリジナル中層賃貸マンションを発売/ミサワホーム

「WISE(ワイズ)」外観イメージ
「WISE(ワイズ)」外観イメージ

 ミサワホーム(株)は、自社オリジナルブランドの賃貸マンション「WISE(ワイズ)」を開発。1日から発売した。

 堅調な賃貸住宅市場を背景に、新たな収益事業である特建・マンション事業のさらなる強化に向け開発したもの。プランの企画化や省部材設計、部材の工業化率を高めるなど総合的なコストダウンを図り、坪52万円(2DK・16戸4階建て/都市部の場合)という高いコストパフォーマンスを実現した。

 構造は耐久性、耐震性、耐火性などに優れた鉄筋コンクリート造に、床板や壁面など平面的な構造体を組み合わせ、外圧を建物全体で受け止める「壁式構造」を採用。高い耐震性に加え、室内に柱や梁が出ず、空間を隅々まで有効活用できる。躯体工事は、弓場建設(株)(鹿児島県鹿児島市、代表取締役社長:弓場静昭氏)のオリジナル工法を採用。コンクリート打設後もそのまま下地材として使用する「内装下地兼用断熱型枠材」で、型枠材の残材など産業廃棄物の大幅な削減を可能とした。

 居室プランは、単身者からファミリー向けまで幅広い層をターゲットに、1K~2LDKの間取りをベースに戸数と階数を組み合わせた30プランを用意。初年度は、木造住宅では難しい防火地域を中心に受注拡大に努め、20棟の受注を目指す。市場ニーズが高い首都圏から販売を開始。順次全国に展開していく予定。

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