不動産ニュース / その他

2012/1/10

マンションの新たな管理ルールなど課題に検討会/国交省

 国土交通省は、「マンションの新たな管理ルールに関する検討会」(座長:政策研究大学院大学教授・福井秀夫氏)を設置。10日に第1回開催した。

 同検討会は、マンションの新たな管理ルールの在り方について、実態を把握するとともに、その諸課題を整理。制度化の必要性も含めた課題への対応について一定の枠組みを提示することを目的に設置したもの。第1回目の会合では、マンション管理の現状確認と課題の抽出、検討の方向性および今後の進め方について検討がなされた。

 会合では、マンション管理の課題として、(1)高齢化・賃貸化による管理組合役員のなり手不足、(2)大規模修繕に対する資金不足、(3)暴力団等とのトラブルなどが挙げられた。また、「第三者管理者方式」の検討に向けた論点として、第三者管理者に対する監視機能の確立、組合財産の保全手法などを挙げ、課題の整理、ルール化の必要性などが提案された。

 第2回検討会は2月17日、第3回は3月16日に開催予定。4月頃に総論的課題についてパブリックコメントを実施。第4回以降の検討会から、個別課題の検討費入り、6月頃をめどに中間とりまとめを行なう予定。

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