不動産ニュース / 調査・統計データ

2012/1/10

首都圏住宅地地価、中古マンション価格の年間下落率が拡大/野村不動産アーバンネット調査

 野村不動産アーバンネット(株)は10日、2012年1月1日時点の首都圏「住宅地地価」と「中古マンション価格」の実勢調査結果を発表した。四半期ごとに実施しているもの。

 住宅地地価の平均変動率は▲0.9%(同▲1.0%)。東京都区部と都下においては1%以上下落し、前回調査に引き続きマイナスとなった。
 前四半期より「値上がり」を示した地点が3.6%(前回:5.7%)、「横ばい」が59.3%(同:64.3%)、「値下がり」が37.1%(同:30.0%)となった。 

 中古マンション価格は、平均変動率が▲1.1%(同:▲0.9%)で、前回調査に引き続き、全エリアで平均変動率がマイナスとなった。前四半期比で「値上がり」を示した地点が1.9%(同:3.7%)、「横ばい」が56.5%(同:60.9%)。「値下がり」が41.7%(同:35.3%)と40%を超えた。

 また、11年1年間の地価変動率は、首都圏平均で▲2.0%(同:▲0.7%)、中古マンション価格変動率は▲2.4%(同:▲1.6)と、いずれも下落幅が拡大した。

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