日本ビルファンド投資法人(NBF)は10日、公募による新投資口3万口の発行、およびオーバーアロットメントによる投資口4,500口の売り出しを実施。調達資金により、新たに4物件を取得すると発表した。
公募により発行する新投資口は、3万口。野村證券(株)、メリルリンチ日本証券(株)、大和証券キャピタル・マーケッツ(株)、SMBC日興証券(株)、みずほ証券(株)、三菱UFJモルガン・スタンレー証券(株)に全投資口を引き受けさせる。また、野村證券(株)を割当先とする第三者割当により4,500口を発行する。
調達する資金の見込み額は、公募による手取金約187億4,000万円、および第三者割当による手取金が上限額約28億円。
一方、取得するのは、「東五反田スクエア」(東京都品川区、取得予定価格83億5,000万円、引渡予定日2月1日)の不動産、「龍角散ビル」(東京都千代田区、取得価格40億5,000万円、引渡予定日2月1日)の不動産。追加取得したのは、「新川崎三井ビルディング」(川崎市幸区、取得価格55億2,000万円、引渡予定日3月30日)の不動産、「広島袋町ビルディング」(広島市中区、取得価格13億8,000万円、引渡予定日4月13日)の不動産。
今回の取得により、同投資法人のポートフォリオは合計70物件、取得価格ベースでは8,928億3,991万6,000円となる。