三井不動産販売(株)は12日、関西圏(大阪・京都・神戸)と名古屋圏(愛知・岐阜)の住宅地・既存マンション価格動向調査「リハウス・プライスリサーチ」(2012年1月1日時点)を発表した。
関西圏の11年10~12月の四半期変動率は、住宅地価格で平均が▲0.8%(前回調査時▲0.5%)と、11期連続で横ばい傾向。上昇地点は10ヵ所(前回調査時13ヵ所)と減少し、下落地点は28ヵ所(同23ヵ所)と増加。横ばい地点は126ヵ所(同128ヵ所)と減少した。既存マンションは平均▲0.1%(同▲0.9%)と12期連続の横ばい傾向となり、上昇地点が19ヵ所(同7ヵ所)、横ばい地点が128ヵ所(同126ヵ所)、下落地点が26ヵ所(同40ヵ所)となった。
10年1~12月の年間変動率は、住宅地が▲1.5%、既存マンションが▲1.4%といずれも下落傾向となった。
名古屋圏の調査地点は住宅地100ヵ所、既存マンション114ヵ所。同四半期変動率は、平均で ▲0.5%(同▲0.3%)と11期連続の横ばい。上昇地点は6ヵ所(同5ヵ所)、横ばい地点は80ヵ所(同83ヵ所)、下落地点は14ヵ所(同12ヵ所)と。既存マンションは平均が▲0.3%(同▲0.1%)と11期連続横ばい。上昇地点は8ヵ所(同10ヵ所)、横ばい地点が89ヵ所(同80ヵ所)、下落地点が17ヵ所(同24ヵ所)となった。
年間変動率は、住宅地が▲0.9%と横ばい、既存マンションが▲1.4%とやや下落した。