不動産ニュース / 開発・分譲

2012/1/16

東日本大震災後の新築マンション選び、「地盤」「耐震性」「液状化回避」を重視/東京建物調査

 東京建物(株)は12日、分譲マンション「Brillia City 横浜磯子」(横浜市磯子区)のモデルルームオープンにあたって実施した「新築マンション購入」の意識調査結果を発表した。11年12月27~28日にかけて、25~59歳の男女計309名(男性173名、女性136名)を対象に、インターネット調査を実施したもの。対象エリアは、東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県。

 震災後の新築マンション選びにおける重視点や意識について、「だいぶ変わった」(30.4%)、「やや変わった」(50.2%)と、8割の人に意識変化が見られた。意識が変化した点は「地盤を気にする」(77.9%)がトップで、次いで「耐震性を重視する」(76.7%)、「液状化の可能性があるエリアを避ける」(60.2%)など、土地の信頼度に関する項目にも高い数字が示される結果となった。

 「高台に建つ新築マンション」への関心度は、「興味がある」(17.8%)、「やや興味がある」(39.8%)と6割近くの人が関心を示した。半数以上が「購入検討」に関する設問でもあてはまり、「高台」立地のポテンシャルの高さが伺えた。

 「高台に建つ新築マンションのイメージ」については、9割の人が「周辺の眺望や景観がよい」と回答したほか、「津波の心配がない」(82.5%)「液状化の心配がない」(65.7%)との意見も目立った。また、約半数近くの人が「高級感がある、ステータスになる」と挙げた。
 一方、「高台新築マンション」の心配点については「坂の上り下りが面倒」がトップとなった。

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