平和不動産(株)は、仙台市青葉区一番町で開発を進めていた「一番長平和ビル」の20日の竣工を発表した。これは同社が全国戦略上の拠点とすべく推進した、東北地方の第1号開発プロジェクト。
JR「仙台」駅徒歩9分、市営地下鉄「廣瀬通」駅徒歩2分、仙台の商業エリアの中心でもある「マーブルロードおおまち」(アーケード街)と「東二番丁通り」(国道4号線)の交差する角地に立地。敷地面積1,737.99平方メートル、鉄骨造地上10階建て。
制震構造を導入、高い耐震性能を確保。また省エネ・省電力に配慮し、LED照明を全面導入したほか、Low-Eペアガラスの採用で熱負荷の低減も図っている。
主要用途は事務所、店舗、駐車場で、オフィスフロアは1フロア242坪、天井高2,800mmとし、個別空調を標準としたほか、各フロア共用部にはリフレッシュルームを設置した。
店舗部分の1~2階には物販・飲食5店舗が出店。3階のビューティーフロア、4階のサービスフロアには美容室・エステなどが、5階の医療モールには、内科、眼科など全6診療科目の開設を予定しており、いずれも3月上旬のグランドオープンに向けて、2月以降順次オープンの予定。