平和不動産リート投資法人(HRE)は18日、2011年11月期の決算を発表した。
当期(11年6月1日~11月30日)の営業収益は41億1,000万円(前期比▲5.2%)、営業利益は18億2,000万円(前期:営業損失47億8,900万円)、経常利益は10億9,600万円(同:経常損失55億2,300万円)、当期純利益は10億9,500万円(同:当期純損失56億2,600万円)、1口当たりの分配金は1,574円(前期比24円増)となった。
当期は8月25日に「八丁堀SFビル」の区分所有持分を3,200万円で追加取得し、1棟完全所有とした結果、当期末時点での保有資産はオフィス21物件、レジデンス62物件、ホテル4物件の合計87物件(取得価格総額:1,292億2,900万円)となった。
また、積極的なテナント獲得活動を重点的に実施した結果、全物件合計の稼働率は95.14%と、前期末時点(93.99%)より改善した。
通期(11年12月1日~12年5月31日)については、営業収益41億1,700万円、営業利益17億6,700万円、経常利益10億3,900万円、当期純利益10億3,800万円、1口当たり分配金1,550円を見込んでいる。