不動産ニュース / 調査・統計データ

2012/1/19

首都圏中古マンション価格、前月比0.4%増と3ヵ月ぶりの上昇/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは19日、12月の三大都市圏・主要都市別の「中古マンション70平方メートル価格月別推移」を発表した。同社データベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の「売り希望価格」を行政区単位に集計・算出し、70平方メートルに換算したもの。

 首都圏の中古マンション価格は2,956万円(前月比0.4%増)と3ヵ月ぶりに上昇した。都県別では、東京都が3,769万円(同▲0.2%)と10ヵ月連続の下落で、前年同月比の下落率(▲4.3%)も他の主要エリアに比べて大きかった。埼玉県は1,870万円(前月比▲0.4%)、千葉県は1,861万円(同▲0.3%)と、ともに下がった一方で、神奈川県は2,547万円(同0.7%増)と、前月に引き続き首都圏で唯一の上昇となった。

 近畿圏の中古マンション価格は1,823万円(同0.2%増)と依然として1,800万円台前半での安定推移が続いている。大阪府は1,882万円(同変動なし)、兵庫県は1,804万円(同▲0.3%)と3ヵ月連続で1,800万円を上回った。

 中部圏は1,522万円(同0.5%増)とわずかに上昇。愛知県は1,565万円(同0.3%増)と、こちらもわずかに上昇した。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。