(社)住宅建築コーディネーター協会(大阪市、理事長:高橋孝治氏)は2月8日、公的資格「住宅建築コーディネーター」の講習を静岡で初めて実施し、2月19日に資格試験を開催すると発表した。
同資格は、11年10月に同協会と厚生労働省認可機関の(財)職業技能振興会(東京都渋谷区、理事長:兵頭大輔氏)との共同により、公的資格として新たにスタート。日本の就業率低下の改善や、学生の就職氷河期からの救出、女性の社会進出を促進させる環境づくりを目指し、普及を進めている。
同資格所有者は、顧客の住宅建築の資金計画から土地探し、住宅ローン・建築家・施工工務店の選択まで支援する。受験・受講者ターゲット層は、主婦や働く女性、建設不動産業界などへの就業を希望する大学生、設計や不動産管理、建設、リフォーム会社などで働く人を想定。
なお、資格認定の3年後にはスキルアップセミナーを開催するなど、フォローアップ体制として更新講習を実施。講習および試験は、すでに東京・大阪・名古屋で開催され、11年1月の発足以来、同資格者は350人を超えている。6年の資格取得者累積数は、1万人超えを目指している。
認定講習の日時は、2月8日(水)10:00~17:00(受付9:30~)で、〆切は2月6日(月)。認定試験の日時は、2月19(日)13:30~15:30(受付13:00~)で、〆切は2月13日(月)。
会場は、いずれも「ふしみや」(静岡県静岡市葵区呉服町2-3-1 ふしみやビル)。
受講資格は18歳以上。受験料は有料。