(財)東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は20日、2011年10~12月の首都圏不動産流通市場の動向を発表した。
同期の首都圏中古マンション成約件数は7,439件(前年同期比0.4%増)で、7期ぶりに前年同期を上回った。都県別では、東京都3,478件(同3.3%増)、埼玉県962件(同1.7%増)が前年同期を上回り、千葉県934件(同▲8.7%)、神奈川県2,065件(同▲0.5%)が下回った。
1平方メートル当たりの成約単価は、首都圏平均で38万4,900円(同▲3.9%)と下落率が拡大。成約物件単価は2,502万円(同▲4.6%)となった。成約物件の平均専有面積は65.01平方メートル(同▲0.7%)、成約物件の平均築年数は18.54年と古い物件にシフトしている。
また、新規登録件数は4万4,227件(同20.0%増)の大幅増。7期連続で前年同期を上回った。
なお、中古戸建住宅の成約件数は2,783件(同5.7%増)と、2期連続で前年同期を上回った。