長谷工アーベストは26日、「顧客マインド調査(1月)」および年明け3連休(1月7~9日)における近畿圏新築分譲マンションのモデルルーム来訪状況を集計し、分析結果を発表した。マインド調査は近畿圏在住者を対象に、5~9日にWEBアンケートを実施したもので、有効回答件数1,393件。
「住宅の買い時感」について、「買い時だと思う」が23%(前回調査(11年10月)比2ポイント増)と増加し、「買い時だと思わない」が24%(同▲1ポイント)だった。住宅の「買い時感」は、東日本大震災後の2011年4月に落ち込んだものの、それ以降は回復傾向となっている。
「買い時だと思う」と回答した理由については、「現在の金利が低水準だから」が76%とトップ。2位は「今後は消費税率の引き上げが予想されるから」が63%(同7ポイント増)と増加した。また、購入希望時期については「1~2年以内に購入したい」が前年比で14ポイント増加の46%となり、ユーザーは、今後の“消費税増税見通し”を意識していることが分かった。
2008年を1とした場合の12年年明けモデルルーム来訪状況指数は、1.2(前年比20%増)となり、08年以降で最も高い水準だった。