一般財団法人住宅金融普及協会は1日、住宅ローンアドバイザー向けセミナーを総評会館(東京都千代田区)で開催。「平成24年度税制改正」について、税理士法人平川会計パートナーズ税理士、(株)サテライト・コンサルティング・パートナーズ代表取締役の平川 茂氏を招いて解説を行なった。
会の冒頭、同協会会長の池田輝男氏は「激変する経済や金融事情を踏まえて、ローン利用者に向けてより一層適切なアドバイスができるようになるためにも、協会としてより一層有益な情報発信を行なっていきたい」と述べた。
24年度税制改正とその周辺情報について解説した平川氏は「平成24年度の税制改正は小規模だが、平成23年度が震災の影響で迷走した関係で、23年度からの連続的な改正となっている。23年度の法案は、その年度に成立したもの、24年度税制改正に継承されるもの、そして社会保障と税の一体改革に継承されるものと分かれており、整理が必要」と、これまでの不動産関連税制の改正についてや24年度税制改正のポイントを説明した。
なお、当日の模様は住宅ローンアドバイザー登録者専用のホームページ(http://la.sumai-web.tv/lamember/)に動画としてアップされる予定。