不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2012/2/3

法人仲介の大型取引が寄与し減収増益に/住友不販12年3月期第3四半期決算

 住友不動産販売(株)は2日、2012年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(11年4月1日~12月31日)の連結売上高は393億4,300万円(前年同期比▲6.4%)、営業利益77億5,400万円(同9.0%増)、経常利益77億2,700万円(同9.2%増)、当期純利益42億2,900万円(同2.5%増)。

 主力の仲介業務は、取扱件数が2万3,000件(同▲0.7%)とわずかに減少したが、ホールセール部門の大型取引が寄与。営業収益は329億2,800万円(同5.1%増)、取扱高6,585億900万円(同7.3%増)、営業利益も90億3,600万円(同17.8%増)と2ケタの伸びを見せた。

 受託販売業務は、大型物件の引き渡しが減ったことから、取扱件数2,158件(同▲21.1%)、営業収益24億9,900万円(同▲35.8%増)、営業利益3億2,000万円(同▲59.7%)となった。

 なお、通期では連結売上高590億円、営業利益125億円、経常利益125億円、当期純利益73億円を見込んでいる。

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