不動産ニュース / 政策・制度

2012/2/6

「大規模修繕かし保険」、省エネ工事・バリアフリー工事も対象に/住宅保証機構

 (財)住宅保証機構は3日、「共同住宅大規模修繕工事瑕疵担保責任保険(まもりすまい大規模修繕かし保険)」の改定を行なった。1月30日以降に保険契約を申し込みをした住宅に適用される。

 今回の改定では、省エネルギー工事やバリアフリー工事を保険の対象に追加。(1)窓・外壁・屋根・天井等の断熱改修工事、(2)廊下、階段、浴室等の手すり設置工事、(3)廊下、階段等の段差解消工事、(4)廊下幅等の拡張工事を行なった場合に、「バリアフリー・省エネルギー改修工事担保特約」を付帯することで、1年間を期限に保証を受けることができる。

 太陽光発電システムの設置・改修工事についても、5年を保険期間とする。また、複数住棟において工事が同時進行する場合、これらを1つの棟とみなして現場検査を実施できるようにした。

 同時に、保険料の引き下げも実施。保険金支払限度額3,000万~5,000万円の場合、保険期間5年で2万9,500円、10年で3万6,280円引き下げ、6,000万~2億円の場合は5年で1万7,320円、10年で2万1,300円引き下げる。

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