不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2012/2/6

タイの洪水災害対応等で売上総利益率が低下も、住宅・不動産は増収減益/住生活グループ12年3月期第3四半期決算

 (株)住生活グループは6日、2012年3月期第四半期決算を発表した。

 当期の連結売上高は9,474億6,200万円(前年同期比5.9%増)、営業利益は178億8,700万円(同▲49.7%)、経常利益は158億8,300万円(同▲55.8%)、当期純利益は80億5,000万円(同▲53.7%)となった。

 金属製建材事業では、拡販活動に努めたほか、(株)川島織物セルコンとハイビック(株)を完全子会社化するなどの新規連結の影響等により、売上高は3,760億2,200万円(同7.3%増)と増収を確保したものの、売価・商品ミックスの悪化やタイの洪水災害対応に伴うコストアップ等による売上総利益率の低下等から、営業利益は71億3,100万円(同▲66.4%)。
 水回り設備事業では、震災によるサプライチェーン混乱等により、売上高は2,745億6,700万円(同▲4.3%)、営業利益は88億3,500万円(同▲16.4%)の減益となった。一方、住宅・不動産事業では、受注・販売活動に注力し、諸経費の削減に努めた結果、売上高451億7,000万円(同5.5%増)、営業利益27億3,300万円(同136.1%増)と増収増益だった。

 通期は、連結売上高1兆2,900億円、営業利益210億円、経常利益190億円、当期純利益160億円を見込んでいる。

 

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