(株)リロ・ホールディングは6日、2012年3月期第3四半期決算を発表した。
当期(11年4月1日~12月31日)の連結営業収益は838億6,300万円(前年同期比4.3%増)、営業利益は40億4,800万円(同9.2%増)、経常利益は43億9,500万円(同11.1%増)、当期純利益は25億300万円(同12.6%増)となった。
主力の国内リロケーション事業では、借上社宅管理業務のフルアウトソーシングサービス「リライアンス」の管理戸数が前年同期を上回って推移し、物件検索等の転居支援サービス「リロネット」を通じた賃貸物件の成約件数も増加。また賃貸不動産の管理戸数や仲介件数が伸長したことにより、営業収益601億6,800万円(同5.9%増)、営業利益16億1,700万円(同8.4%増)を計上した。
海外リロケーション事業では、新規顧客の獲得が進んだこと等から、海外赴任業務支援世帯数が伸長した結果、営業収益139億5,000万円(同3.2%増)、営業利益8億6,400万円(同21.7%増)となった。
通期は、連結売上高1,201億円、営業利益52億9,000万円、経常利益57億7,000万円、当期純利益33億4,000万円を見込んでいる。