不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2012/2/8

マンション売上総利益率改善などで営業利益2ケタ増/大京12年3月期第3四半期決算

 (株)大京は7日、2012年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(11年4月1日~12月31日)の連結売上高は1,872億1,300万円(前年同期比1.0%増)、営業利益89億5,800万円(同16.1%増)、経常利益68億7,600万円(同24.4%増)、当期純利益86億5,100万円(同125.0%増)と増収増益。最終利益の大幅増は、繰延税金資産の計上などによるもの。

 主力の不動産開発事業は、物件の竣工および引き渡しが前年同期に比べて少ない計画で、マンション売上戸数は2,298戸(同▲203戸)、売上高は884億5,500万円(同▲1.3%)、事業全体の営業収入は929億5,100万円(同▲0.8%)となった。しかし、マンション売上総利益が前年同期に比べ大きく改善し、営業利益は53億2,900万円(同175.9%増)となった。

 不動産管理事業は、マンション管理受託戸数が前年同期に比べて増加し、管理受託収入が480億1,800万円(同2.0%増)となった。また、ビル管理事業も堅調に推移し、営業収入は791億5,700万円(同4.7%増)、営業利益は54億6,000万円(同▲1.5%)となっている。

 なお、通期では、連結売上高2,960億円、営業利益214億円、経常利益184億円、当期純利益205億円を見込んでいる。

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