（株）長谷工コーポレーションは9日、2013年3月期～15年3月期を計画期間とする中期経営計画「PLAN for NEXT」を策定した。
同計画では、今後の4年間を「新たなステージの基盤づくり」と位置付け、新築マンション建設を中心としたフロー市場と、管理・リフォームなど既存の住宅関連等を中心とするサービス関連事業の両方に軸足を置く経営への移行を加速する。
建設事業では、新築分譲マンション工事受注シェア20％を堅持するほか、不動産情報収集力強化による特命受注比率のアップ、高齢者向け集合住宅、賃貸マンション受注拡大に向けた取り組みなどを展開する。
また、サービス関連事業の拡大については、老朽化マンションへの建て替え・耐震改修・修繕対応など、ハード・ソフト両面から一元的にサポートする体制を整備。大規模修繕などのリフォーム分野でのノウハウ蓄積、サービス業意識の徹底と人材の投入などにより、15年3月期に経常利益100億円を達成させる。
なお、同計画の数値目標（15年3月期）は、連結経常利益300億円、単体経常利益200億円。
